この本は、こんなに人におすすめ♪
・最近不運が続いているなと感じている
・いい事ないなと落ち込んでる
・報われるストーリーを読みたい

書店に足を運んだときに、パッと目を惹くほどカバーデザインが綺麗だったから。
「運転手」ではなく、「運転者」という表記にドキッとしたから。
- 不機嫌でいることよりも上機嫌でいることの大切さを学べる
- 自分の運は自分の物事への反応で変わることを擬似体験できる
- 何歳からでも人は変わることができるという感動を味わうことができる

1970年生まれ。愛媛県出身。東京学芸大学卒。2005年から作家としての活動を開始。
「喜多川ワールド」と呼ばれるその独特の世界観は、小学生から80代まで幅広い年齢層から愛され、その影響力は国内に止まらず、現在は多数の作品が台湾・韓国・中国・ベトナムでも翻訳出版されている。
執筆活動だけではなく全国各地での講演やセミナーも開催。出会った人の人生を変える講師として人気を博している。
引用:喜多川 泰 プロフ
運は「使う」「貯める」で表現するもの

「運は〈いい〉か〈悪い〉で表現するものじゃないんですよ。
〈使う〉〈貯める〉で表現するものなんです。
だから先に〈貯める〉があって、ある程度貯まったら〈使う〉ができる。
少し貯めてすぐ使う人もいれば、大きく貯めてから大きく使う人もいる。
どちらにしても周囲から〈運がいい〉と思われている人は、貯まったから使っただけです。」
引用「運転者」p.65
不機嫌な人と同じ時間を過ごしたいか

「道歩いてて機嫌悪そうな人に話しかけますか?カフェで機嫌悪そうな人に声をかけますか?ちょっと道を尋ねるのでも、写真を撮ってもらうのでも、機嫌が良さそうな人に頼むじゃないですか。
仕事だって同じでしょ。
機嫌悪そうな人に頼んだりしないでしょ。」
引用「運転者」p.90
「基本姿勢が不機嫌な人に、毎日の人生で起こる幸せの種を見つけることなんてできない。」
引用「運転者」p.93

運が劇的に変わる時、そんな場というのが人生にはあるんですよ。
それを捕まえられるアンテナがすべての人にあると思ってください。
そのアンテナの感度は上機嫌の時に最大になる。
引用「運転者」p.129
「何が楽しいのか」興味を持つ

自分が得しそうだと思ったら行動する。
損しそうだと思ったらやめる。
それがあまりにも当たり前のように染み付いてしまっているんだと思います。
もっと純粋に未知のものに対して「楽しそう」「面白そう」って興味を持てばいい。
引用「運転者」p.94
起こることを楽しむ

「上機嫌でいるというのは、楽しいことを期待するのではなく、起こることを楽しむと決めるということなのかもな」
引用「運転者」p.106
誰かの幸せのために時間を使う

誰かの幸せのために自分の時間を使うとする。
そうすると、それによって何かを得ますよね。
そのときしてあげたことと、してもらったことの差が〈運〉です。
引用「運転者」p.133
どちらかといえば短気な性格で、月の半分はどうしてもイライラしてしまいます。
そんなときでも、上機嫌でいることで物事がいい方向に進む確率がグンと高まることを本書のストーリーを通して実感することができました。
「不機嫌で対応するか」「上機嫌で対応するか」で、相手への印象はガラリと変わります。

だれしも不機嫌な人に近づきたくはないです。
「上機嫌でいることがどうして良好な人間関係を築く上で必要なのか」
場面が変わってもくりかえし、「上機嫌でいること、それが運を変えることに繋がるのだ」というメッセージを受け取ることができました。
歳を重ねても「自分の機嫌を自分で取ること」が、どれほど重要なのかがが分かるストーリーになっています。
心の余裕がないときこそ、上機嫌でありたいと思いますし、意識していきたいです!
今を、未来を変えたいあなたにおすすめの、本。

人から愛される聞き方・話し方を学びたいあなたにおすすめの本

